sambaサーバ立上げ覚え書き(第三回:windowsで使っていたUSB HDDをlinuxにつなぐ)

これは何?


家のマシンが、ubuntu,windowsXP,MacOS Xと色々になってきたので、
ファイル共有の為、現在windowsマシンにつないでいるハードディスクを、sambaで共有するまでの話です

目標

  • windowsで使っていたUSB HDDをsambaサーバで公開する
  • もう一個USB HDDをつないで、RAID 0 にする
  • WOLでLAN経由でブートできるようにする
  • itunesサーバも立ち上げる

注意


結構やっつけでやってるので、セキュリティ的にはグタグタです
各人自己責任の下真似して下さい


まずは接続


USB HDDをlinuxマシンにつないでみる
fdiskでサーバにつながっているディスクをチェックできる

# fdisk -l

Disk /dev/hda: 30.0 GB, 30005821440 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 3648 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/hda1   *           1          13      104391   83  Linux
/dev/hda2              14        3648    29198137+  8e  Linux LVM

Disk /dev/sda: 80.0 GB, 80026361856 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 9729 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes

デバイス Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/sda1               1        9729    78148161    c  W95 FAT32 (LBA)


sda1 で認識された様子

マウントする


認識された後は、どういうファイルシステム文字コードのディスクであるかサーバに教えて
バイスディレクトリを関連付ける処理(マウント)が必要
今回は、vfatで、ディスク側がsjis、サーバ側がutf-8でマウントする

# mount -t vfat /dev/sda1 /mnt/usbHdd1 -o codepage=932,iocharset=utf8


これで、mnt/usbHdd1 で接続したHDDを見ることができる

# ls
SUPER HATSUNE BEAT vol_1【初音ミク】.mp3
VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた.wma
celluloid (Full).mp3
livetune
「卑怯戦隊うろたんだー」をKAITO,MEIKO,初音ミクにry【オリジナル】修正版.mp3
『ふたりのもじぴったん』(アレンジ)を初音ミク。.wma
『アンインストール』 をVOCALOID2 初音ミクが歌ってくれた。.wma

起動毎にマウントするようにする


/etc/fstab という設定ファイルにマウントの設定を書き込む

# vim /etc/fstab

/dev/sda1 /mnt/usbHdd1 vfat pamconsole,fscontext=system_u:object_r:removable_t,exec,auto,managed,codepage=932,iocharset=utf8,shortname=winnt,umask=000   0 0


kudzu というハード構成チェックサービスが起動していると毎回起動時に色々聞かれるので、OFFにしておく

# chkconfig kudzu off

sambaサーバで公開する


前回設定した、/home/share/samba にハードディスクのシンボリックリンクを追加

# ln -s /mnt/usbHdd1 /home/share/samba/hdd


これでOK!