sambaサーバ立上げ覚え書き(第一回:サーバの初期設定色々)

これは何?


家のマシンが、ubuntu,windowsXP,MacOS Xと色々になってきたので、
ファイル共有の為、現在windowsマシンにつないでいるハードディスクを、sambaで共有するまでの話です

目標

  • windowsで使っていたUSB HDDをsambaサーバで公開する
  • もう一個USB HDDをつないで、RAID 0 にする
  • WOLでLAN経由でブートできるようにする
  • itunesサーバも立ち上げる

注意


結構やっつけでやってるので、セキュリティ的にはグタグタです
各人自己責任の下真似して下さい

環境


以下のマシンを使用して、samba環境を作ってハードディスクを共有します

OSをインストール


thinkPad にたまたま家にあった、centOS4.4 の CD-ROM をインストール


インストールが終わったら、アップデート

# yum update

テキストモードで起動するように変更


基本的にモニターは繋がないので、テキストモードで起動するように変更


viで /etc/inittab を開いて…
以下のように変更(id:3 でテキストモード)

# vi /etc/inittab 

# Default runlevel. The runlevels used by RHS are:
#   0 - halt (Do NOT set initdefault to this)
#   1 - Single user mode
#   2 - Multiuser, without NFS (The same as 3, if you do not have networking)
#   3 - Full multiuser mode
#   4 - unused
#   5 - X11
#   6 - reboot (Do NOT set initdefault to this)
#
#id:5:initdefault:
id:3:initdefault:

ローカルIPアドレスを固定


ifconfig で、eth0 の inet addr が現在のIPアドレスなので、ルータが毎回変えないように固定する

# ifconfig -a


以下の設定ファイルに、IPADDR(IPアドレス)と、GATEWAY(ゲートウェイのIP)を追記する

# vi "/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0" 7L, 116C
DEVICE=eth0
…
IPADDR=192.168.0.4
GATEWAY=192.168.0.1


これで毎回同じローカルIPアドレスが割り当てられる(はず…)

ユーザを追加


sshでアクセスする用にユーザを追加
(passwd -f はパスワード強制変更)

# useradd [ユーザ名]
# passwd [ユーザ名]
# passwd -f [ユーザ名]


ここまでで、他マシンからログインが可能になります
hostsにコンピュータ名を追加すると楽かも

windowsXPなら c:\windows\system32\drivers\etc\hosts 
linuxなら /etc/hosts 
192.168.0.4		home-server 

linuxからsshでログイン

$ ssh -l [ユーザ名] [IPアドレス] 

毎日深夜にマシンを落とすようにする

crontabの一覧表示
# crontab -l

crontabを編集
# crontab -e

[] [] [] [] [曜日(0-7)] [コマンド]
毎日深夜1時にマシンを落とすなら
0 1 * * * poweroff


とりあえず、今日はここまで