企業年金の移管先と年金がいくらもらえるのか調べてみた
概要
8/31に現在の会社を退職することになりまして、色々分からない事があったのでまとめてます
ちなみに退職者のスペックはこんな感じ
- 大企業の孫会社(300人位)から、webベンチャーに転職(30人くらい)
- 扶養家族あり。子供なし
- 8/31に退職して無職期間が半月程ある
- 現在の会社には8年程勤務
似たような状況の人は参考にしてください
目次
項目が増えたらここに追加されます
今回調べたこと
退職するに当たって、今まで積み立てていた確定給付型企業年金が脱退一時金という形で支払われるらしいです
(額は195,800円でした)
んで、転職先が企業年金を持っている場合、脱退一時金に所得税を貸さずに、次に引き継げるらしいです
自分の転職先は企業年金が無いのですが、その場合いくつかある、個人年金基金に移管することで、同じように控除の対象にできるらしいです
なので、どんな種類の個人年金があって、月々幾ら払って老後に幾ら貰えるのかそれぞれ調べてみました
先に結論
元々320万まで控除されるので、19万そこいら増えても余裕で控除対象でした
(勤続年数が20年以内の場合、40×勤続年数 控除されます)
→No.1420 退職金を受け取ったとき(退職所得)|所得税|国税庁
また、公的期間の個人年金はどれもあんまりおいしくありませんでした
なので貯金!!
移管先
企業年金の場合、以下の2箇所が主な移管先らしいです
他にも企業にやってる個人年金にも移管できるらしいです
上記2つはそちらと違って元本割れのリスクが無いのが特徴らしいです
また、もし迷ったとしても半年以内に移管した事を申請すれば、税金は帰ってくるみたいなのでしばらくは安心
企業年金連合会
企業年金の脱退一時金を預かって、65歳から年金をくれる団体らしいです
以下のリンク先で脱退一時金から、年金支給額(終身)を調査できます
→年金試算シミュレーション|企業年金連合会
んで、調べてみたところ…
73まで(8年)生きればペイできそうだけど
毎月2000円そこいらは、あんまり嬉しくないなぁ…
ちなみに2008年の日本人男性の平均寿命は79歳
→厚生労働省:日本人の平均余命 平成20年簡易生命表
国民年金連合会
国民年金基金の方は、一般の人が普通に加入することも可能
年金受給資格を得るまで毎月一定額払う必要があるっぽい
んで、若ければ若いほど月々の額が安くなるので、支払額の合計は一定らしい
なので、こっちに移管する場合、一時金の分を払ったものと看做して残りを月々で払うことになるみたい
→国民年金基金 / ご加入をお考えの方へ
受給額のシミュレーションはこちら
→国民年金基金 / ご加入をお考えの方へ
詳細は省くけど、A型1口の場合、月々9,320円(実際は脱退一時金の分安くなるはず)を60まで払うと、65から15年間毎年24万8560円貰えるらしいです
(ちなみにA型の場合、当人が死亡しても15年は確定して支払われるらしいです)
月々9320円を30年10ヶ月で、344万8400円
24万8560円を15年で、372万8400円
なので、利率は8%
そこいらの定期と比べるとかなり良いけど、ポータビリティが犠牲になる感じです