業務フローをプレゼンする時の6つのTIPS
これは何?
会社とかで業務フローを実作業者にプレゼンする時のTIPSです。
経緯
会社で受けた業務フローのプレゼンが、悪い例お手本のオンパレードだったのですよ。
それを反面教師に、実作業者を混乱させず、彼らの怒りの矛先を自分以外にそらす為の6つのTIPSをまとめてみました。
6つのTIPS
- 1枚目で、概要を掴ませる。
- 実運用上での現状との差異を明確に
- 変更の理由が分からないと実運用者は不満に
- 詳細は補助資料としてwebにUP
- プレゼン資料も後日UP
- Q&Aは回答を一言で
1枚目で、概要を掴ませる。
詳細がもっさりかかれたフローをいきなり渡されても、読みたくない。
実際の業務に当てはめた簡単なフローを見せて概要をつかませるのが良いかと。
「開始→メインループ→終了処理」を意識してフローを書く。
- 開始:アクションの開始は誰か?
- メインループ:各員はどういう情報を受け、どういうレスポンスをするのか?
- 終了処理:どういう状態になったら、フローは終了するのか?
例外事項はこの時点では特に述べない。
仕様書の概要と似てますね。
実運用上での現状との差異を明確に
パワーポイントで1ページ程度で簡単に。
しかし、以下のように実作業者に影響を与える部分はきちんと説明する。
- 手順が増える/減る
- 上長の認証が必要/不要
- 文書番号をとる必要がある/無い
- 送付方法は?webシステムへの入力/書類/メール
運用上何も変化が無い箇所は省いてもOK。
実作業者は運用で増える手間を気にしている。
変更の理由が分からないと実運用者は不満に
政治的、実務的、効率化等ぶっちゃけた理由も言うべき。
後、実作業者にどういうメリットがあるかも言う。
手間が増える場合、その理由を納得させないと叩かれる。
(建前でなく、政治的な理由という事をきちんと話せば矛先はそっちへ向く)
これもパワーポイントで1ページ程度で。
詳細は補助資料としてwebにUP
詳細をだらだら書いても、本当に必要な時しか読みたくありません。
詳細はどっかにUPして、必要な人にだけ見てもらいましょう。
(メールなどでは送らず、だれでもいつでも閲覧できるようにする)
プレゼン資料も後日UP
来れなかった人がざっと読んで分かるような資料としてUPします。
できたらパワポのままでなく、HTML化してUPする。
パワーポイントやpdfなんて誰もわざわざダウンロードして見ませんよー。
個人的には、javasciprtでプレゼンすればよいと思います。
id:amachangさん謹製のこれとか使えばプレゼン資料とwebページを同時に作れますし。
Q&Aは回答を一言で
その上で例外事項や補足事項を述べる。
例外事項を延々と言われた上に結論がなかったんですよ…。
まとめ
- とにかく簡潔に
- 全体がつかめないうちに例外事項を言い出してリスナーを不安がらせない
- 各資料は後日も自由に見れるようにする。アクセスの敷居は可能な限り低く!
そんな感じー。