荒井玲子 ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人

ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002)

ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002)

伸びない方なので読んでみました。
上司にもぱっとしないと言われたし…。

注意

自分向けのチラシの裏です。
本の細かい内容には触れていないので、そっちは他の人の解説をあたって下さい。

概要とか

伸びる人、伸びない人の差をパターンにして解説。
どうせ開発やるんなら、伸びて幸せに仕事できた方がよいよねって話。


大抵の人は、何箇所か身につまされる箇所があるんじゃないでしょうか。
ただ、不幸せな人はこういう風に変わるとよいよー。みたいな事は書かれているが、そういう風になる方法はあんまり書いていない。
まぁ、自分なりに考えれって事なのでしょう。

と、言うわけで自分なりに考えてみる。

身につまされた箇所を列挙。
対策を考えてみる。

「わかりません」と言えない人

使えないと思われるのが怖くて、言えない。
後から、ネットで調べればよいし、今相手の時間を煩わせるのも悪いなぁと思って、言わない。
空気を読んで、いいタイミングで「わかりません」と言えるようになるべき。


会議にて、いろんな人の質問の仕方を見て、方法論を学ぶ

説明する機会をさける人

大体読んだり、聞いたりした時点で知ったつもりになっている。
前回の王様の速読術でもおんなじ事を言っていた。
吸収した知識は説明できて始めて理解できたと言えるはず。


吸収した知識はブログで出力

言語力

まとまりのある文書を書くのが苦手。
書いたり消したりしながら、なんとか体裁を整えている感じ。
文章の骨子となるスキルを持っていない。


まずは、本にあった推薦図書を読んでみて思想を掴む


日本語練習帳 (岩波新書)

日本語練習帳 (岩波新書)

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

新版 論理トレーニング (哲学教科書シリーズ)

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

目的志向

日々の作業に追われてる感じで、「何のために作るのか?」については考えられてない。
いつも必要だったから、この書類を作っている。と言うのが多い。
各技術や開発手法の思想を理解して、それぞれの必然性を理解したい。


まずは、本にあった推薦図書を読んでみて思想を掴む


ライト、ついてますか―問題発見の人間学

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要求仕様の探検学―設計に先立つ品質の作り込み

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ソフトウェア要求管理―新世代の統一アプローチ (Object Technology Series)

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  • 作者: ディーンレフィングウェル,ドンウィドリグ,Dean Leffingwell,Don Widrig,石塚圭樹,荒川三枝子,日本ラショナルソフトウェア
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本
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目標を持とう

管理側ではなく、技術寄りに居たいとは思っているが、それ以上のキャリアパスを描けていない。
UMLの資格を取りたいなど、1年単位の目標はあるが…。


3年単位程度で目標を立ててみる。

あと気になったポイント

  • コミュニケーション力は聞き上手、質問上手。
  • 仕様書は曖昧に書かず、何が明確でないか明確にする。
  • 1年単位程度で、自分の市場価値を理解する。
  • 正解は存在しない。最適解を探す為、3個以上案を考える。
  • 目標を覚えていれば、月に1回何かする程度で割と何とかなる。

本書の引用の引用

割と感じる所が多い文章だったので、引用。

まじめに努力していくだけだ。これからは、単純に、正直に行動しよう。知らないことは知らないと言おう。出来ない事は出来ないと言おう。思わせぶりを捨てたならば、人生は意外にも平坦なところらしいる磐の上に、小さな家を築こう。
太宰治「正義と微笑」

まとめ

まぁ、書いてあることは当たり前な人にとっては当たり前だし、全部ちゃーんとやれてる人なんて殆ど居ないんでしょうけど、だからって投げないで、自分の身の丈に合わせて、色々試してみてよい感じだったら自分のモノにすれば良いんじゃないでしょうか?


そんな感じで