王様の速読術

王様の速読術

王様の速読術

どこだったか、アルファなブログで紹介されていたので読んでみました。

注意

以下説明は、かせいさんの中の人が解釈するために書いた文章なので、実際の本の内容とだいぶ異なったりしてるはずです。
正確な情報や、本の中にこもってる思想は実際読んで感じて下さいな。

概要とか

簡単に言っちゃうと、漠然と本を読むのではなく、全体の概要を把握して、必要な部分だけ読むと言うこと。
また、目的を持って、時間を決めて読むことでより効率よく情報の取得を目指す。というのがポイントと思った。
本に振り回されるのではなく、本の必要な情報だけを引き出し、本を家来の様に使うから「王様の読書術」。

で、どんな風に速読するの?

30分で本を読むことを目標にする。ある程度時間を区切って集中することで、効率を良くする。
最初の5分で、本の表紙、帯、序文、目次、あとがきをチェックして、この本が何について書いている本か理解する。
次の5分で、1ページ2秒で全てのページをぱらぱらとめくって読む。このとき、気になったところには付箋等を張る。
これで、大体どんな本か、また、著者はどのような気持ちでこの本を書いているか、概要はつかめているはず。また、つかむように意識して読む事。
ここで、自分に必要な情報が無い本だとわかったならば、ここで読むのを打ち切る。
そして、最後の20分で本を斜め読みする。そこで自分が必要だと感じた情報だけ熟読する。
最後にやっていることは、実際斜め読み、拾い読みと大差ないが、最初の10分で大体全体を理解しているはずなので、それを意識しながら読むことで、より濃い情報を取得できるはず。

読んだあとは?

読書メモをつける。速度は目的ではないが、読んだ速度も記録に残すと今後の目標も立ち、メリハリのある読書ができる。
しばらくすると短期記憶が揮発するので、9時間程度開いたら再読するとよいかも。
(まぁ、現実的に考えると会社の行きと帰りとかかね)
本を読んだら、読んだのと同じ時間、その本について考える事。

アウトプット超重要

本を読むだけでは無意味、その読んだ知識を役立ててこその読書。
読んだ知識を自分のものにする為にアウトプットは重要。
読書の記録は、箇条書きだったり、友人に話してみるなど多面的にまとめると頭にに入りやすい。
(自分の場合だと、ここに書いたり、誰かに勧めてみたりとかになるのかね)

本の読み方

1週間で専門的知識を身につける方法とか、資格を取るための読書法とか書いてあったが、著者が開発した学習メソッドの専門用語が解説なしに出てきたり、具体性に欠けてたり、他人の方法を列挙しているだけなので、いまいちまとまりが無い感じ。
他の部分の内容に比べると内容が薄い感じ。
ただ、専門的知識を身につける方法は、著名人のやり方として、立花隆氏や鈴木健二氏のやり方紹介しているのだけど、これが、1つの専門分野を理解する方法としては、入門書や、基本となる本を精読して、付随して他の本を速読で読んで、内容がかぶる所が重要な事として理解する。という感じ。


まぁ、だいたいこんな概要でした。

感想とか

立花隆氏や鈴木健二氏のやり方は、ネットでの知識収集方法に似ていると感じる。
ウィキペディアとかから基本的な情報を調べて、気になった用語を検索して、いろんな人のブログ見て意見がかぶってる所は重要なんだと思ったりするような。
自分も含めて、割とネットやってる人はネットから情報を抽出するのは得意だけど、本から情報を抽出するのは苦手だと思うですよ。
ネットやってる人にわかりやすい例えで書いた、本をつかった情報収集方って誰か書かないかなぁ…。


やっぱり本の情報を自分の物にする為に、読書した時間と同じだけ、その本について考えるのと、アウトプットが重要って話を理解。
とりあえずメモって見る次第。


そんな感じー。