Google Developer Day 2007行ってきた (1)Greg Stein基調講演覚え書き
例:Googleコード
Googleコードでオープンソースにストレージも提供。
bot用のダイナミックなページのURLを教えるプロトコル(sitemaps)を公開。
今は、yahoo,MSNと共同でオープンソース化。
仕様書もクリエイティブ・コモンズで公開。
また、プロトコルのクリエイティブ・コモンズ化を提案中。
何故オープンにするか?
webデベロッパに良い事は、Googleにとっても良い事。
みんなが使って、あたらしいムーブメントが起これば、webに参入する人が増えて活気付く。
それはGoogleにとっても追い風となる。
たとえば、Apache,Linuxがあったから、webでビジネスが生まれ、大きくなった。
また、MySql,Firefox等、オープンな対抗馬の発生で既存のビジネスは変わる。
今後はソフトウェアはフリーとなり、その上に乗っかるサービスやサポートのビジネスが主流となるだろう。
デベロッパに使ってもらうには?
デベロッパが安心して使えるライセンスで提供する必要がある。
Googleでは、オープンソース化する場合は、既知のライセンスで提供する。
Apach,BSD,GP2など。
既知のライセンスは、みんな安心して使える。
オリジナルのライセンスは、ライセンスを熟読しなければならないので参入障壁が高い。
コードの公開について
Googleの中でクリティカルでないコードは、逐次公開予定。
公開して、みんなで使えば開発効率が上がる。
みんなもコード検索でコピペしてるでしょ?
オープンソースコミュニティとの関係
オープンソースを使ってGoogleは大きくなった。
良好な関係を築けばお互いにとって得となる。
相手への支援や、Q&A等。
また、失敗をしても良好な関係であれば、人と人との対話で解決できる。
webユーザを増やしたい
GoogleAPIですごい物をいっぱい作ってもらって、webのユーザをもっと増やしたい。
本日公開のGoogleGearや、GoogleMapletでもっともっとすごいサービスを作ろう。